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過去を未来につなぐ vo.4

2017-07-17

こんにちは 仙波です。

古民家建て替え工事も【基礎工事】の終盤です。

第三者機関(JIO)の鉄筋検査も無事合格して、

いよいよベタコンクリートの打設です。

ミキサー車とポンプ車をうまく配置して、 外周部t=300mm、内周部t=150mm生コンを打設します。 建物が大きいので、朝一番から午後三時頃までかかりました。
ベタ基礎の養生期間を経て、次は立ち上がり基礎の型枠工事です。今回は、M16のアンカーボルトを 建物の構造計算のうえ、8本配置し、コンクリートを打設しました。
いよいよ脱型(枠ばらし)です。 職人の苦労したかいあって、とても綺麗な基礎に仕上がりました。 これから工事は、基礎屋さんから大工さんへ 『バトンタッチ』 です。
【大工工事】 基礎の周りの整地も終わり、今度は上棟にむけて大工工事に移りました。 墨出し⇒基礎パッキン設置⇒土台設置です。 土台は桧の4寸角を使用しております。
大安吉日 いよいよ上棟です。 本日は大工さん6人+レッカーのオペレーター1人、合計七人で作業に臨みました。 大工さんが事前に、柱を立て、梁を適宜に配置しておいた為、当日のレッカー作業がとても スムーズに進みました。
心配していた、古材との取り合いも問題なく、『ピタット!』
広間の杉の大黒柱と松の化粧梁とも、吸いつく様に、『ピタット!』
特に、古材を刻み、プレカット工場で加工された柱、梁と融合するところは、 (図面でも、なかなか納まらないのに・・・) あの曲った古い梁を3次元に加工して、納めてしまうところは、 棟梁!! 本当に 『匠』 の技です。 頭がさがります。
夕方、お客様と大工さんと、加藤工務店 で 工事の安全を願い 上棟式『四方固め』を行いました。 建物の四つ角を回り、酒、水、塩、米、かつを節で清めます。 写真は、最後に大工さんが木づちで、掛け声と共に、土台を叩いているところです。

写真にあるのは、棟札です。(上棟の記録が書いてあります)

これを建物の中央に飾り、全員で神事を執り行ないます。

この棟札は屋根の下地が出来たら、建物の一番上の棟木に取り付けます。

 

また、記入してある文字『天長地球』の意味ですが、

 

「天地の存在は永遠であること。天地が永久であるかのように、

物事がいつまでも続くことのたとえです。」

 

今回は、記念にお客様に筆で書いて頂きました。

お忙しいところ、ありがとうございました!

 

まずは、上棟式も無事に終わり、ほっと一安心です。

 

お客様!お昼の手作り弁当ありがとうごいました。とてもおいしかったです!

(御心使いありがとうございます。)

(写真が無くて、すみません・・・)

 

明日からは、屋根の下地作りの始まりです。

連日猛暑日が続きますが、大工さん頑張ってください!

 

以上、設計の仙波がお伝えしました。

 

☆加藤工務店 仙波☆

株式会社 加藤工務店
〒329-0605
栃木県河内郡上三川町西蓼沼35-1
TEL.0285-56-7653
FAX.0285-56-3469
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