スタッフブログHOME > スタッフブログブログ 一覧へ戻る過去を未来につなぐ vo22017-04-12こんばんは 仙波です。古民家の建て替え工事も、解体前のお祓いも無事にすませ、 いよいよ解体工事にはいりました。 まずは、解体業者が入る前に、 大工さんと再利用出来る 建具や床材を丁寧にとりはずしました。畳の下をめくってみると、年季の入った(約150年前の)床板がでてきました。写真は 手前に松の床板、 奥に、 建具(板戸、障子、欄間)です。 みんな、囲炉裏の煙にいぶされて、とても いい色のなってます。この白い物体は、 照明器具を天井からぶら下げる部材です。 現在では 引掛けシーリングと言って、プラスチックの素材ですが、 昔は、陶器で出来ており、デザインもとてもかわいいです。 こちらも再利用したいと思います! 続いて、重機の登場です!まず、 屋根のトタンを取って、かやを取って、(解体は分別の繰り返しです!) いよいよ 黒い梁が見えてきました。 大梁です(一部です) 丁寧にはずして、こちらも 棟梁と部材を吟味して 吹き抜けの化粧梁に再利用の予定です! 解体工事も、もう少しで終わりです。 まだまだ、お宝(再利用出来る部材)が出てくるかもしれません。 楽しみにしてください! 以上、設計の仙波がお伝えしました。 ☆加藤工務店 仙波☆