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修繕からの・・・

2017-02-08

こんにちは、和です。

過日の見学会には多数の方々にお越しいただきまして本当にありがとうございました。

今後もお客様の為の住まいを提供していくことを従業員一同新たな気持ちで取り組んでまいります。

 

さてさて、今回ご紹介する現場は四足門の修繕工事です。

既存はこんな状態でした。

柱元が傷んでおり左右の袖壁が長い月日で垂れ下がっています。
計測してみると5寸くらいの差がありました。
南北での傾きも発生し痛みの進行も心配です。
控え柱も傷んでいます。
今回は柱元と袖壁と瓦の修繕をメインとして行うこととしました。
まずは袖壁の構造はそのままにし板壁を解体します。 瓦も降ろしました。
次に柱元を修繕するため門を・・・
よっこいしょ!!
!!
ジャッキアップ!!!
H鋼で柱をつなぎ、曳舞屋さんの技術で門をその場で120㎝持ち上げました。
その後、基礎・礎石を新設しました。
また傷んだ柱元をカット、新規材料に据替えました。
そしてまた曳舞屋さんの登場です。
ジャッキダウン!!
袖壁の垂れさがりを考慮しゆっくりゆっくり 降ろしていきます。
ここにも随所に曳舞屋さんの技術がキラキラ光っていました。
無事着地!新規基礎にもピッタリと納まりました。
ホットしたところです。
ていうか、実はジャッキアップからジャッキダウンまで一人でやってしまいました。
下野市の橋本引舞様。ご苦労様でした。
いつもいつも頭がさがります。
皆様、このようなお仕事がございましたら是非是非ご用命ください。
ともあれ着地(?)してからは当社大工さんのお仕事です。
袖壁の板壁を新設し瓦の下地も直しました。
その後、新規木材が素地のままだと全体の色のバランスがとれないので木材保護着色塗料を塗布。格子周りには漆喰を塗り・・・
完了でーす。

柱元には腐食防止のため銅板で保護しました。

袖壁の瓦も新しくなり、垂れ下がりも直りました。門周りには化粧砕石を敷均し、四足門がグッとひきたちました。

修繕からまたこの四足門は新しい時を刻み始めました。

 

木材は外気にさらされるとどうしても痛みが生じてきます。それが味わいでもあるのですが・・・

しかし今回のように定期的なメンテナンスによって長持ちさせることも出来ます。

このようなお仕事がありましたら、是非ご相談くださいね。

 

加藤工務店 和

株式会社 加藤工務店
〒329-0605
栃木県河内郡上三川町西蓼沼35-1
TEL.0285-56-7653
FAX.0285-56-3469
1.総合建設業
2. 宅地建物取引業
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