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リフォーム

加藤工務店では住まいのリフォームも承ります。木の特性を知り抜いた熟練の職人と、大工技術によって、 お客様の家族を守り続けた大切な住まいを受け継ぎ、今の暮らしに合った姿に蘇らせます。

守り、進む リフォーム

私たちは、家はずっと遺すものとしてあるべきだと考えています。
木を選び、職人の手によって作られた住まいは、建てた後も手入れをし、修繕をしていくことで、
代々住み継いでいくことができるということを知っているからです。
 
また、住まいはその時々の環境の変化に合わせて変えていくことができます。
家族が増えた時には部屋を増やしたり、一層暮らしやすくするために最新の設備に取り替えたり。
 
時を経ることで住宅の設備は劣化し、間取りは暮らしの変化に合わなくなっていきますが、
リフォームによって新たな価値を与えれば、魅力的な住まいとして生き返らせ、
さらにまた何十年も住み継いでいくことができます。
 
長く家づくりにたずさわってきた住まいづくりのプロ達が、
住まいの不満をリフォームで解消いたします。

事例:古民家のリフォーム

歴史を刻んだ住まいを現代的な和風住宅にリフォームしました。 お施主様のご要望に合わせ、歴史を刻んだ梁や柱、当時の職人による立派な戸袋の装飾など 残せるものは積極的に残しながら、新しく綺麗な材料との調和を図りました。 その工程をご紹介します。

1.現状調査・ヒアリング・設計

現在の状況を調査し、劣化の状態、構造体の状態を把握します。見えない部分については経験に頼らざるをえない、 難しい工程です。お客様のご要望をお聞きした上で設計を行います。

2.解体

必要な部分を傷つけないよう、不要箇所を丁寧に解体します。残った骨組みからは長い間家族を守り続けた 貫禄がにじみ出ています。住まいに敬意を払いながら、手を加えていきます。

3.工事

開口部のサッシを新しいものに入れ替えて断熱性能を大幅に改善します。 内部では天井を高く上げ、既存の立派な梁を見せるデザインにしています。また、家族構成の変化に合わせて 子ども部屋を作ったり、職人の手仕事による造作家具を作り込んでいきます。

4.完成

ダイナミックな太鼓梁が現しになったリビングには、和紙の大型照明とシーリングファンを取り付けて 明るく印象的な大空間を実現しました。玄関ドアは防犯性が高く使い勝手も良い和風引き戸に変更。家の顔である 外観も美しく化粧し直しました。窓は高断熱性の樹脂サッシにペアガラスを採用しました。
座敷には囲炉裏の座卓を設け、繊細な装飾の建具で落ち着く和の空間をデザインしています。 リビングのテレビボードは職人さんの手仕事による造り付け。銘木の美しい板目と大谷石の壁面がモダンな印象。

ビフォア・アフター

雑多な玄関は、造り付けの下駄箱と職人の手仕事による美しい建具で来客を迎えるにふさわしい姿に変身。
広縁は残し、障子やサッシを入れ替えてスッキリと明るい印象の空間に蘇らせました。
もちろん設備も完全リニューアル。使い勝手の悪い和式トイレはバリアフリーの洋式トイレに変わりました。
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