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自由設計でこんなこともできる!珍しい設計や提案
2020-02-27
こんにちは!栃木県上三川町にあります住宅会社「加藤工務店」です。
今日は、囲炉裏の施行事例をご紹介します。
築180年を超える古民家を解体する際、居間の床下から大谷石の炉が見つかりました。せっかくなので、古材を再利用した囲炉裏を作ることになりました。
写真:左
発見された江戸時代の大谷石の炉。
(大谷石の塊から、ノミで削って作ったのでしょう。電気も機械も無い時代に良く作ったものですね)
囲炉裏のテーブルに再利用する梁を丁寧に洗浄していきます。
写真:右
完成した囲炉裏テーブルです。
今回は座りやすいテーブルタイプにしてみました。
キャスター付きなので移動や掃除がとても楽です。
お施主様もたいへん喜んで頂けました。
ちなみに、この囲炉裏と椅子は現場を担当した大工の鈴木さんの手作りによるものです。天板と蓋の部分は桜の木を使用。
蓋を取り出しやすいように桜の花びら模様の切欠を作りました。
(匠の技ですね)
そのほかの部材も丁寧に解体して残しておきました。
こちらの部材も全て新築に再利用できました。
もっと囲炉裏について話が聞きたいというお施主様からのお問い合わせをお待ちしております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。